コーヒーの泡への疑問.

何とかして今日中に仕上げたい書類があり、ファーストフードチェーンにわずか二百円で(内訳はアップルパイとコーヒー一杯、お粗末で申し訳ない)籠もり、作成に三時間強を費やした。下書きが出来た時点で21時前、後はペン書きして郵便局に駆け込むのみ、と思った時、履歴書に必要な印鑑と糊を家に忘れてきた事に気がつく。いつも書類作成の時は持ち出す糊、印鑑、鋏等をまとめた袋を、机の上に置き忘れたのだ。仕方がないので、明朝郵便局に駆け込む予定だが、締め切り期日に間に合うかどうか不明になってしまった。運命の悪戯、と云いたいが、自分のおっちょこちょいの所為でしかない事実は変わらない。自ら把握出来ている以上に自分は詰めが甘い質である事を学習した。
Good grief!(やれやれ!)

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このインスタントコーヒー(さっき淹れて今手元にあるコーヒー)は、少々薄い。
味は我慢出来るが、色は我慢できない。「薄気味悪い」色をしている。こっくりはっきりとしていて澄んだ色を良しとしている。
茶店のコーヒー(特にマシーンで淹れているコーヒー)の、細かい泡が乗っかって出てくるやつは、なぜ美味しそうに見えるのだろうか、気になる。泡の正体は一体何なのだろうか。喫茶店のマスターにいつか訊いてみようと思う。

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一昨年は度々通っていたアイリッシュ音楽を流す喫茶店に、暫く行っていない。マスターには折角懇意にしていただいていたのに、申し訳ない。もしも就職が決まるような事があったら(※この表現法は意図的)、楽器を持ってご挨拶しに行こうと思う。が、叱られそうだ。喫茶店にはコドモ(のような付き合い)は不要、という気がしている。

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ぼくの小鳥ちゃん』を読了す。小鳥ちゃんと「僕」の彼女との不可解な関係に、どきどきしながら読み進めた。小鳥ちゃんの存在は儚い。室生犀星の『蜜のあわれ』(蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ (講談社文芸文庫))の、語り手(一人称だったか何だったか忘却)とやはり勝手を云い放題の可愛い金魚を思い出した。