ゴリラがバナナをくれる日.

坂本龍一のピアノが頭から離れない。「BTTB」の"intermezzo"が一等好きで、聴くだけでは満足出来なくなり、昨日自分でもピアノで弾いた。 ピアノ(四手)ヴァージョンの"Tong Poo"(東風)はもう麻薬的で、何度も聴きたくなる。
別の音源だが、中学生の時「ゴリラがバナナをくれる日」という曲が好きだと云ったらば、ピアノの先生は、鳩が豆鉄砲食らった様な顔をした事を、覚えている。(先生は単に、どんな曲がご存知なかっただけなのだと思う)
全曲ピアノの「Coda」が欲しい。
オペラ」このCDを買ったのも、中学生の頃だったか。有名な「戦メリ」は、大好きで唯一まともに練習した末に弾けるようになった曲なので思い出深い。この頃CDで聴いた時鳥肌が立った「ラスト・エンペラーのテーマ」を、6年先擬似オーケストラで弾く事になるとは、勿論夢にも思わなかった。
棚を整理していたら、地雷撲滅キャンペーンCDが出て来た。

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ひとが出演する演奏会に行き、同じく聴きにきた部の同期とそのまま呑みに行く。明るいうちはたこ焼きを焼きに出かけ、その後は海月のいるバーに行った。アーモンド風味のたこ焼きと梅・紫蘇・チーズ入りたこ焼きが気に入った。パイナップル入りのは、酢豚に入っているパイナップルよりは存在感がなく、案外印象は薄かった。
海月はついつい、見つめてしまう。

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恋愛話をしゃあしゃあと話す質でも、問い詰められて喜ぶ質でもない事に気づく。単に自信がないのかもしれない。何でも無い様に自然に自分の事を話す後輩を羨ましく、そして強い人だと感じた。そんな事を呑みながら考えていると、気が滅入ってしまった。どうしてなのか分からない。自分の事もひとの事も、この先の事も、全く分からなくなり、考える事が嫌になった末に、ひとり乗り込んだ帰りの電車の中で涙を零していた。
お揃いにするように、と同期に貰ったストラップを、どうすれば良いのか分からない。

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ゴリラにバナナを貰った気分だ。