喉の痛みと視界の揺らぎ.

残念な結果連絡のメールを見た数分後、その会社から貰った紙袋の取っ手が抜けた。使い勝手と見た目がよく、丁度手に持っていたのだ。 何かと派手な会社だった。束の間惹かれる人気企業は、元気で派手な会社が多い。一方「合いそう」と思ってもらえる会社(実際に合うかは自分でもよく分からない)は地味で真面目で実直な気がする。 結局納得出来るならどちらでも良い。

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昨日どこからか風邪を貰って帰ってきてしまったらしく、喉が痛む。その上、雨の中楽器と楽譜と傘を持って、40分程歩き師匠の御宅に伺わねばならず、風邪が悪化したのか単なる疲労の為か、到着後は全く頭が働かない。目に写る世界の色も輪郭も何だかぐにゃぐにゃとしていた。レッスンに入り、音を間違えて修正しようとしても、指どころか頼みの綱の脳まで動かない。
師匠に、今日は特に元気がないと云われた。折角見ていただいているのに、申し訳ない。

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師匠に、緊張について訊いてみる。師匠でも私と同じ様に緊張するそうで、結局はどう克服するかに成果、成功は懸かっているのだと知った。特に、気持ちは落ち着こうとしても、身体は強張ってしまった自由が利かない事、普段考えない様な雑念に囚われる事について、「私もそれです」と大きく頷いた。
精神統一してイメージトレーニングを1時間すると、なかなか良いとの事だ。

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memo:敗戦国の著作権期間は長い。