誰かと食事をする楽しみ.

uopus2006-04-15

amazonに注文した洋書二冊が早速届き、驚く。本当に早いんだ。ペーパーバックを手にした母の感想は一言、「軽い!なんでこんな軽いの」 紙への愛着の違いだと思う。

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親友と久々に会い、食事をする。就職が決まり働き始めた友人は、また以前と違って頑丈に見えた。揺らぎが少ない。家族や恋愛、結婚、将来等の話を率直に出来る、少ない友人の一人である。彼女が自分にとっての救いになった事は、幾度もあった。
帰る家、家族は、精神と生活に大きく影響を及ぼす。帰る家がある事は、本当に幸せな事だと、友人と再確認し合った。

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行き当たりばったりで気に入った創作料理の店に決めた。町屋を改装した流行の風の店で、畳の上にテーブルと椅子が並べられ、案外気楽に食事を楽しむ事が出来る様だった(気に喰わないのは、畳の上に直にテーブルと椅子が置かれていた事)。コース料理は、器の選び方や盛り付け方の勉強になる。冷たくした透明な身の刺身の乗った青磁の薄い皿が、一等美しかった。
(当分、こんな贅沢は出来ぬだろう。初任給が出たら、家族と「解禁」しよう)

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精神の落ち着きを取り戻すと、お酒よりも食事の楽しみを取り戻すらしい、と気づいた。