でもやっぱり夢で良かった!.

おとなへの批判は、そろそろ飽きた。ので、そろそろおとなになっても良いな、と思う。自虐的な時期もあったが、若かったんだと思う。一度どん底まで落ちてぐしゃぐしゃになってみな、分からん奴やってんやなあ、わたし。充実してた、真面目にできた、とは云えへんけど、それでよかったんちゃうん、て思うねん。不器用やねんもん、しゃーないやん。

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食費節約の為に、お弁当を作りたい。今のところ、おにぎりを作る技術と時間しかない。お弁当や一品ものの本(ku:nel発のマガジンハウスの二冊)やケンタロウや「ちちんぷいぷい」の美味しそうな料理本を書店で見ているが、夢ばかり膨らむ一方で何も進んでいない。明日こそ、おかずをひとつ、おにぎりに添えたい。

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どんどん身体が鈍感になっていく気がして、身体を動かしたくなる。幼い頃に少しだけ習っていた日本舞踊を、続けておけば良かったと不意に思った。お稽古事や勉強事を新しく始めたくなるのが、春らしい。

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辛く危険な夢を見た。
自分用記録:人として尊敬し「ある感情」を抱くまではぎりぎり至っていない(と思っている)人に、感情をぶつけられ接近される夢だ。現実には殆どあり得ないが、汗をかく程悩ましげだった。もし万が一彼を(彼に限らないが)異性として好きになってしまったら、どうするのだろう。進んで傷つく事には苦はない、けれども他人を傷つける事は最も辛い事のうちである。その本当の理由は「自分が嫌われるのが怖いから」だとしても、対象が本当に好きなひと人ならば、彼彼女らを愛する気持ちは多少含まれているはずだ、と信じたい。 ひとを傷つけるのも、勇気なのかい? 参ったな。参った… (悩むという事はもうすでに思っているという事なのかしらん。しかし彼とそういう関係を結ぶには何か大きな違和感がある…)

考えてみれば、恋をした事は数度あっても、恋におちた(江國香織の云う)事は一度か二度しかない。前者は躍起になる事と疲れる事が、後者は夢中になる事と消える事が怖い。
忙しいからそれどころじゃない、と云えば終わる。それでも生きていけるものだから、それどころじゃない状態に慣れる事は簡単、慣れてしまえばもう引き返す事は無理だろう。
はっきりしないのが人間なのか。優柔不断さがいつも、諸悪の根源となる。
妄想狂、ここまで来たか、パラノイア
でもやはり、夢で良かった。
ひとに話すと、「信じてるから」と云われた。何という、重い言葉だろう。しかしなにを「信じてる」のだろうか。他の人と恋に落ちない事だろうか、それとも恋に落ちたとしたら、それはきっと私が本気であり、遊びや浮気ではないという事なのだろうか。