学校の椅子.

uopus2006-04-27

丁度良い具合に一脚だけで光を浴びている椅子があったので、つい撮影す。
時々「一緒に住みたい」椅子に出逢ってしまう。この椅子には、この大学の昔の名前が書かれたプレートがくっついているはずである。尚更「家に来て欲しい」。しかも、お尻が当たる部分は、元々きちんと窪ませてある。流行、人気のデザイナーによる椅子も素敵だが、飾らない椅子の魅力も止まない。
背に貼られている紙には「猫が入りますので、閉めて下さい」と書かれている。

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夜明かりのついたマンションを眺めるのが好きだ。明かりの奥ではどんな生活が繰り広げられているのか、それを想像するのが好きなのだ。マンションは良いなあ、と住まないうちは思い続けるだろう。
人はどうして、見えそうで見えないものに惹かれるのだろうか。見たいという願望の強さには、しばしば驚かされる。
ホテルも好きだし、こちらは住んでもよかろうと思う。すべてがわざとらしくぱりっと仕上げられているところや、余計なものが置いてないところが好い。

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指導教官「あっそう」教授(以後、阿相教授と表記する事にする)からメールで、「とにかく早く書き始めなさい(論文を)」と通達があった。ご尤もであるが、ご尤もであるが…

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14時から面接、としっかり頭に入っていたのに、電車の時間を調べる際手が勝手に「14時10分到着」と入力していた事に、14時数分前電車の中で気づき、頭の中が真っ白になった。15分前に駅に到着する予定で、と念じていたのに、15分後として計算していたらしい。どこをどう間違えば、そんな思考回路にたどり着くのだろうか。
そのせいで、会場入りは14時丁度、しかも集団面接で一番最初に回答を求められ、呼吸がうまく出来ぬまま話す羽目になった。酸素が足りない水槽で、あぷあぷと水面に顔を出す金魚の様な気分だった。