あれこれそれどれ.

自室から判断する限り、部屋の状態は自分の状態を表している。

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師匠から楽団入りのお誘いを受けたのは嬉しいが、入団テストもリストラもあるとは!さすが実力のあるところは違う。一方自信は皆無からマイナスへ沈没。もしかして、入りたいなら試験の為にでも必死に練習する気になるだろう、という師匠の企みか。(師匠の人間判断力は侮れない。) …何を以てお誘いを受けているのか全く解せないくらい、今の私の技術は酷い(師匠が一番それをご存じのはずなので、温情としか思えない)。やはり練習せよ、というお告げに違いない。
分かった! 巧い人の良い音を聴いて知って勉強しなさい、という事だろうか。耳の実地訓練ですね、師匠!(しかしOJTにも程がありますよ師匠…)

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自分の好きなものくらい、正しく把握して、好きだの嫌いだの、はっきり云いたい。

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面接を受けに行く。書籍は勿論好きだが人間が好き、自分ひとりの仕事はいつでもどんなくらいでも出来るけれども、折角の人生、人間と共に仕事がしたい、という事を、不器用に伝えたのみ、あまり良い出来とは云えない。
グループのメンバーの本の好みを聞く。『花とゆめ』『ジャンプ』という単語を久々に聞き、何だか新鮮に感じた。勿論好きだが、読み出す、買い出すと切が無くなるので、漫画雑誌との係わり合いは中学校入学と同時に断った。『ダ・ヴィンチ』を立ち読みする(買うのは『装苑』『BRUTUS』『ku:nel』『L Magagine』の気に入ったテーマのもの)と云ったらば、隣の芸術専攻らしい方が「私は『ダ・ヴィンチ』買います」と苦笑気味に云ったのが面白かった。そういえば、文芸雑誌は年に数回しか買わない。なぜなら、連載ものが多く、次を待つのがじれったいからである。
同じ最寄り駅の古本屋に寄って帰る事にした。以前訪ねた際気になっていた『私は映画だ―夢と回想』がまだ書棚に残っていたので、今度こそ連れ帰る。

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気懸かりな事があり過ぎて、内心動顚す。
まだ先の見えない就職活動、学業特に修士論文、出演予定の演奏会と所属楽団での自信、楽器練習と癖の改善、研究室の新入生歓迎会の企画、どれもすぐには片付かず、また悩みは深い。
胃が萎縮してしまう、と嘆くも、案外丈夫らしく何かしら打開し、無事にやっている。