琥珀の夢.

ここ数日、近づく新入生歓迎会の企画に追われている。予約作業や幹事等の大役は別の人に任せたものの、予算と会費設定、連絡、当日の流れ計画、等細かな作業は、好きなのか自分でやらねばやはり心配なのか、少々苦を感じながらひとりで進めている。当日は今まで何も手伝ってくれなかった男性達を働かす事にする。絶対そうする。
昨日、面接前だというのに、「問題発覚。どうしよう。物凄く今落ち込んでます。」というメールが、仕事仲間から来、シンクロして落ち込みかけるわ、面接の緊張と不安になぎ倒されかけるわ、また胃がしくっと鳴った気がした。

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講義後、後輩とのみに行く。後輩の恋人のアルバイト先の鳥料理屋に、親方のお心遣いで長居させてもらった。焼き鳥、鳥の天婦羅、手羽先塩焼き、鳥雑炊等、美味しい鶏をしこたま戴く。
長じるにしたがって、愚痴を吐くスピードと量は減る気がした。部での悩み、私生活での悩み、雑談、こちらの私生活の話を、一通りしたが、今まで溜め込んできた話をすべて話す時間は到底無く、物足りなく終わる。あっという間に閉店時間の22時になった。

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私は、熱しやすく、冷めにくい。
酔っ払ったついでに(酔っ払っている、という云い訳を付け、同時に酔っ払いならではの勢いに乗じて)過去の事を、少しだけひとにメールした。相槌だけが返ってきた。やはりメールでは真意が分からない。
云ってしまえば楽なのだろう、けれども、自分が楽になるからと云って、安易に吐き出して良い事とそうでない事がある。

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本日の先生観察における収穫は、教壇に落ちていた赤いテープ(封を切りやすくする為に、食品等の小袋や外部包装の隅にくっつけられているやつ)を、話しながら指に巻きつけ、解き、再び紐を放った仕草である。手を動かしていたい性質なのだろう。