どんな人なのだろう.

自分の事を分かってほしいと思う一方で、私はどれだけひとの事を分かろうとしていて、又分かる事が出来るのだろう。

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mixiの日記を書きながら、早くも、日記は一つしか書けない、と投げそうになる。日記にしなければいいのだろうか。見ても仕方のない内容にまで落とすと、人はやって来ない上に、交流も何も無くなるから、かえってこの日記よりもmixiの方が手がかかる。

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好きだった人は、何でもないように話しかけてき、私にものを頼んで、去っていく。そのくせ、こちらから連絡すると、面倒臭い様子の返事しか返って来ない。
どうしろと云うのだ、と以前は悩みもしたが、もはや彼への接し方をあれこれ考える事はなくなった。それでも、どうしているのか、何を思ってどんな風に生きているのか、姿を見かけると考えてしまう。そしてしばしば、彼の隣に居た過去の自分の事も思い出す。友達として側に居る事は許して欲しかった、と嘆くばかり。
唯一無二の存在、とは彼の事を云う。

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Mr.Fridayの、袖を巻き上げる瞬間を見逃した。代わりに、教壇の上のものの配置を整える仕草を目撃した。手で何かを触っていないと気が済まない質と、整頓好きな様子が窺える。

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中学時代の友人と待ち合わせてカフェで喋った。両親の事を呼び捨てにし、次々と文句を並べるが、家の外では実は引っ込み思案で、人に受け入れて貰えるか自信の無い彼女の性格を知っている為、家族の愚痴を云う彼女を「かわいいなぁ」と感じた。家業である寺住職の修行について笑い話と同じ調子で語るが、苦労が絶えない様子の想像がつき、苦労話を笑い話に出来る彼女の強かさを想った。