雨を浴びる.

生野菜特にレタスの様な、新鮮な話題を書きたい。

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岩波新書のカヴァアが変わった。ぴかぴかてかてかしていないので、一瞬目の調子を疑った。艶のある紙は指紋が目立ち脂でねとつくのであまり気持ちの良いものでないが、マット(艶消し)に変わったので梅雨と夏の湿り気とねとつきによる不快の心配がなくなった。 …変わったら変わったで旧式が恋しくなるものだが。

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書店に行くと以前面接でお目にかかった方を見かけ、駅に行くとやはり面接官でその店の店長さんを見かけた。結局縁は無かったのに、よく出くわす事は変わりない。縁の有無ではなくて自分の力不足であったような気がする。
近頃書店で本を見ても時めかない。感受性がクローズ状態であるらしい。英語ばかりが頭の中で踊っている。

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それでも読んだ一冊は『思い出トランプ (新潮文庫)』、こんな本に出会えるから読書と本探しは止めない。

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博士課程の方の発表を聴き、同分野を専攻しているのは私だけ、という事もあり、初めて皆の前で質問した。何でも良い、どんな簡単な事でも質問して、と先輩には云われていたが、疑問が浮かびはするが、自分の意見やどこまで理解をしていてどこから疑問なのか、きちんと発表者及び聴衆に伝える事は、予想以上に難しい事を知った。
率直に伝える事が苦手である。面接を通して何とか少しずつ改善されたにしろ、今後も注意して重点的に改善していかねばならぬ。 どう云えば相手が理解し易くなるか、という気遣いの一種かしらん、と思考のうちのどの部分を使用すれば良いのか、という事は少しずつ見えてきた。

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理解力が乏しく、集中力も近頃特に途切れがち、明らかに退化している。
磨いていなければ錆びる、という言葉は本当だ、と実感する。