街のヘアーショップ.

mixiも御覧の方へ・・・若干mixi日記と被る内容が出てきました事、ご了承下さい。コピー&ペーストはしません。(文体と雰囲気が異なるので)

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ひっつめる以外に方法がなくなった始末に負えぬ髪を、終に切った。就職活動が終わるまで伸ばしておいて、終われば即パーマをかけよう、という夢の様な計画を抱いていたのだが、どうも未だ決まりそうになく、手をかけないまま放っておくと顔の印象に響くので、見切りをつけた。
予約が詰まっているらしい様子が電話の応対から窺えたのに、いつもこちらから指名して担当してもらう美容師さん(男性)は、なぜかいつも以上に手をかけて下さった。予約無しでカットしに来た隣のお客の方が、早く帰って行ったくらいである。まあ、随分放置しておいたので、単純に時間が掛かったのかもしれない。それにしても、最後まで入念にカットしていただいた様に思う。
「鬱蒼と茂った」頭でも、ここをこう切ればこうなる、という設計図が頭の中に描き、迷いもなくさくさく切っていける、彼は素晴しい仕事人だな、と、鏡に映るまん丸で愛想のない自分の顔を見つめながら呑気にしていた。
セット次第で「面接用」と「お出かけ用」に変わる髪にしていただいた。髪質には頓着するが髪型にはお金をかける程頓着しないお客である事を知ってか「秋にパーマをかけるにしても、毛先くらいはきれいに整えにおいでね」と云われた。折角頑張ってここまで仕上げたのに、その後手入れせずに放って置かれるのは残念だから、と思ったのだろうか、と帰り際ショウウィンドウに映して髪型を確認しながらぼやりと考えた。
2000円毎に一個、お客カードにスタンプが貰える、というよくある仕組みで、今日はカードに半分貯まった記念にプレゼントを戴いた。何が貰える、と特に決まっていないようで、何が良い、と逆に訊かれぽかんとしてしまった。ワックスを貰う。帰宅時に買って帰ろうと思っていたのでとても助かった。

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毎回、自分の髪の多さと黒さに驚く。床に落ちた自分の髪の毛の掃除を、一度手伝わせて貰いたいくらいだ。

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田舎の商店街にある美容室である割に、内装や設備、椅子やシャンプー台、ケープ(少し透ける素材で出来ている。白くてひらひら)、鏡台、ソファにこだわりが見え、また丁度良くこじんまりとしていて、気に入っている。またシンパシーを抱く事の出来るような趣味の持ち主である担当の方がおられる事も、毎度その美容室にお願いする理由である。
そうでなかったならば、毎度男性に髪を切ってもらおうとは普通思わない。
ただ、男性に髪を切ってもらうと、女性とはまた違う感性の髪型に出来上がるので、楽しみではあるし悪くはない。

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もうひとつ気に入っている点は、店のマークがペンギンである事である。

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「硝子コップ欲」が再燃しつつあるが、一杯有っても家族と住んでいる限り邪魔なだけであるので、お金の無駄遣いは止めて雑貨屋からさっさと去る。
こういう形、薄さが好き、という基準で選ぶ時もあれば、こう使いたい、こう使えばきっと映えるはず、と想像を膨らませて選ぶ時もあり、洋服を選ぶ時と殆ど変わらない。(一般的に買い物とはそういうものかもしれない)

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書物の山ばかり、高くなっていく。切り崩し作業はちっとも捗らない。阿相教授の顔を明日見る事が憂鬱で眠れない。もとい眠るつもりはないが。

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「今日は猫がいない。」と少しがっかりしかけた。さすがの暑さに避暑地にでも籠もっているのだろうか、と猫が好みそうな隙間等を見回していると、案の定、日蔭に子猫二匹を含む「一家」を発見した。子猫が暑さで伸びている。
ひもじくとも(といっても近隣やいつも居座っている家から餌をしっかり貰っている様だが)しっかり子育てをしている親猫は偉い。