水無月も終い.

何もかも片付かずに手一杯であり、焦燥感に追い詰められている時に限って、更なる仕事が舞い込んでくるものらしい。新幹線の切符手配、新しく入団した楽団のコンミス様からの連絡への返信、先日一晩中チャットで話し込んだ友人との待ち合わせ、突然舞い込んだ別の人からの相談事、ひととの予定合わせ、好きだった人とのいつも通りの邂逅、普段は嫌な気分を抱く事なく済ませるであろう幾つもの突発的予定に、今日はやけに苛立つ。
少し調子が悪いらしい。何かが心のうちに溜まっているらしいが、正体は知れない。口に出したいが、出てこない。吐きたいが吐けない、というあの厄介な嘔吐感に似ている所為か、友人の愚痴を聞いているうちに、話の内容とは関係なく、涙目になりかけた。
帰宅後は、別件の相談事でチャットをした。ハグ印付きで、本当にありがとう、と云われる。必要以外は何も云わない事、「話を聞く」と決めたからには良い聞き手に徹したい、という希望も、調子が悪いと揺らぐ。
他愛も無い事で母と会話をしたらば、少しだけ落ち着いた。
溜まっていく想いがある。

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もう七月になってしまう、と昨日も書いた。

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Mr.Fridayは長袖を着ている時、頻繁に袖をめくったり下ろしたりするので、観察し甲斐があったが、半袖になってしまったのでつまらない。
その代わり、ずり落ちた眼鏡を押し上げるタイミングが分かってきたので、予想する、という新しい楽しみが増えた。

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美しい宵を、今年も又季節が運んできた。

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さすがに、疲れた。