音のある世界に棲んでいる.

昨日の雨の所為で頭痛が取れない。一日家に引き篭もる事にしたが、団地は賑やかでまた家の中もごとごとざわざわどどどどという音で溢れているので、落ち着かない。特に、二筋先に、巨大な犬を巨大な檻で飼っている家があり、その犬達は昼夜構わず巨大な声で鳴くので、しばしば滅入る。飼っている家と周辺の家の人達はもう慣れてしまったのだろうか。向かいの家から聞こえるフルートの音は、邪魔には感じないから、音は不思議である。これがもし金管楽器の音だったとすれば(団地で金管楽器を練習する人はいない、と信じたい)、即静かな場所へ避難するところだが。
地元は未だ風があるだけ快適に過ごす事が出来る。
昨夜から蚊に悩まされている。徐々にあちらこちら痒みが増していく。・・・「蚊と契約を交わした」という好きだった人の事をちらりと思い出して、吹き出した。くくく。
蝉が鳴いたり花火が上がったりしているが、雨ばかり。

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猫がいない。

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ひと人に何かしてもらう事ばかり考えてしまっている事に気づく。その事で自分を計っている。気を抜くとそうして楽をしたがるから、いけない。少なくとも、感謝の気持ちを忘れない事だ。

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行き詰って掃除をしたところで、友人から「今日はお手洗いの掃除をした」と返信があった。雨なのに、私達ふたりは掃除をした。

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「順調に」蚊に刺されていく。刺されては逃げられる。幾ら何でも吸いすぎ、いい加減満足して出て行って欲しい。