昨日の如くの今日.

外に出て、猫さんにお会いしたい。ひとがいっぱい猫さんの写真をくれた。

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注文した品が今どこにいるか、とネットで見る。便利だけれども、不気味だ。こうやって自分も誰かに監視される日が来るのか、すでに来ているのか。
品は知らぬ間に郵便受けに入っていた。メール便はサイン不要なのか。「夢と寝言」は、23歳の作品らしく身に覚えのある感情に溢れていて、逆に冷静になって聴き込んだ。蝉の脱殻の様に感じられる。脱殻はグロテスクながらに美しく軌跡の結晶体ではあるが、本体はもう、羽化してどこかに飛んで行ってしまった。
自宅収録、すべて自作自演のこの一枚は、耳を音にくっつけて静かに聴いていたい。ちょっとダーティなところが、逆に突き放して冷静に聴く様にと促してくれる。このCDの前では、個人、になってしまう(よって誰かに伝える事が目的の文にはし難い)。
云うならばお互い、青臭い。正直に青臭いのは好きだ。触れるものなら、触ってみろ。

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大抵の占いで、芸術家に向いている、と書かれるが、果たしてどうすれば良いのか、全く見えない。確かに一生ものを著し続けたいとは思うが。単に性質か本質か魂かが比較的突飛であるとか、堅気の仕事や生き方はあまり向いていない、というだけの気がする。--「人と違う生き方はそれなりに大変だぞ。」「耳をすませば」月島靖也
これから更に波瀾万丈な人生になるとしたら、出来るだけ早いうちに始まって欲しい。嗚呼、きっとそろそろ来てしまう。死は明確であるが為に大層哀しい。