ピンク色の絨毯の上で.

自室をこざっぱりと又清潔にし、就職や今後の事を考える思考回路にしようと考え、昨日手帖に「掃除、就職活動」と書いたものの、結局明日から始まる楽団の合宿の事ばかり考えていて、一日が終わった。
正確に云えば多分、身辺を「整理」する気にはならずに、引き続き頭の中は真っ白で、単純で好きな作業しかしようとしなかった、となる。
楽譜を貼り合わせて製本テープでまとめ冊子状にするとか、指揮者と首席奏者からの指示を目立つ様にペン書きするとか、楽器の機嫌を取るとか、そういう事だけは何が起ころうとも出来るのだから、きっと世界が終わる日も楽器を弾いている事だろう。