「私の絶望」.

uopus2007-07-04

F.Vinaccia 1891
絶望する程嵌り込んで、終には連れて帰って来てしまった。名前はDante、取り急ぎ。
ごちゃついて目の前に投影されているは街中の風景でなく、毒々しいまでに混沌化した我が心象か、と思える程だ。紫色したゼルか、はたまた戦闘機の様な格好の蛾達の群れか、そんな空気の中を、「絶望」を背負って歩き回った。
嗚呼、何という事。

            • -

すっかり爺楽器であるが、艶っぽく甘い音がする。