得たのは、おにぎりへの意欲のみ.

早朝から「港のある街」に出掛けた。が、手違いにより会社説明と筆記試験を受ける事叶わず、早々に引き上げて帰宅す。
食費を浮かす為と朝の目覚まし代わりに、おにぎりを二個拵えて家を出た。結局正午を待たずに平らげてしまった。かっちりと三角に握ると、どうしても固くなる様だ。齧りつくようにして食べた。これは研究し甲斐がある。
帰宅後、頭を揺すぶられる様な、脅迫的で複雑な夢を数時間見た後、死んだように眠った。母の呼び声で覚醒し、時計を見ると「21時」、一日分の睡眠を補った計算になる。